17年も保育士をしていると、何度か保護者からクレームを受けたことがあります。
真っ当な理由のモノもあれば、「なんじゃそりゃ?」というような理不尽なモノまで、色々経験してきました。今回は、私が経験したクレームから、ご夫婦が育児について見直した事例を紹介したいと思います。
オムツを替えないで!
私がまだ独身の頃に年少組を担任してた時のことです。春先の保育参観が終わり、ホッとしていると、翌日、「パパス先生は男性なのに、女の子のオムツを替えているんですね。私の娘のオムツは○○先生(もう一人のクラス担任)に替えてもらいたいです。着替えもしないでください。」
確か、このようなことが、連絡帳に書いてあったと思います。私はコレを呼んだ時に、「なんて時代遅れのお母さんなんだろう」と思いました。もう一人のクラス担任に確認したところ、保育参観後に、こっそりと呼ばれて、上記のようなことを言われたそうです。
私はこの件をすぐに園長に報告し、お母さんとの話し合いの場に立ち会ってもらいました。
お母さんから詳しく話を聞くと、
「この子の父親はオムツを替えたことがない」「着替えも手伝わない」「お風呂も一緒に入らない」などが返ってきて、どうやら育児に非協力的なお父さんだったようです。このご家庭は核家族構成で、なかなか両親にも頼れない状態で、ワンオペのまま家事・育児・仕事と頑張っている方でした。
お母さんの話を園長と2人でじっくりと聞いていくと、少しずつ落ち着いてきたようで、園長からも私がどの子にも同じように対応していること、「子育てに男も女もない」ということを優しく諭すように説明してくれました。心の不安を吐き出して、すっきりしたのか、お母さんから、「失礼なことを言ってしまって、すみません」と謝罪の言葉を頂き、今後もお子さんの成長のために協力していきましょう、と話し合いました。お母さんも第1子の育児で頼れる人も近くにおらず、神経質になっていたようです。
後にお父さんともお話しする機会があり、育児への参加について尋ねたところ、「どうやって関わっていいのか分からず妻に任せてしまった」と話していて、できることから少しずつ始めてみてはどうかと、助言し、お母さんにもお父さんにできることを任せてみて欲しい、ということを伝えました。
家族で一緒に公園で遊ぶから始まり、トイレトレーニングを見守る、一緒にお風呂に入るなど少しずつステップアップしていき、その年の終わりには、お母さんが出掛ける間、お父さんと娘だけで過ごすまでしていたそうです。
お母さんに比べれば、まだまだ育児の技術は追いついていないかもしれませんが、ご夫婦で協力する姿が見られて本当に良かったです。
世の中には『イクメン』という言葉がありますが、正直、私はこの言葉が嫌いです。育児はして当たり前です。この子は誰の子ですか?自分の子を育てるのに男も女もありませんよね。
お父さんもお母さんも互いに思いやりながら、協力して我が子の成長を見守る姿勢が大切だと思います。私自身、完璧な育児をしているとは全く思っていません。むしろ、あの時「ああすればよかった」「こうすればよかった」と反省することばかりです。親も人間です。子育てをしながら一歩ずつ、親として成長していけるといいですね。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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